とあるマラソンランナーの記録

マラソンやシューズについて語っていきます。

名古屋ウィメンズマラソン

先日、名古屋ウィメンズの招待選手が発表されました。

招待選手発表のお知らせ | 名古屋ウィメンズマラソン 2021 (womens-marathon.nagoya)

東京五輪代表の鈴木亜由子選手(日本郵政)、松田瑞生選手(ダイハツ)、小原怜選手(天満屋)など、有力選手が集まりました。特に鈴木亜由子選手は、2019年9月のMGC(マラソン・グランド・チャンピオンシップ)以来のマラソンとなり、自己ベストも2時間28分32秒と夏のマラソンの記録なので、夏の湿度の高いペースメーカーのいないレースとは違い、冬の涼しい気候の走りやすい条件のレースとなると記録に期待が掛かります。また鈴木選手の記録を期待出来る要因としてもう一つ、東京五輪補欠組の松田選手、小原選手が走る事によってよりレース中に互いが意識して切磋琢磨して、レベルの高いレースになるのではないかと思います。松田選手の先頭集団でガツガツ走り外国人選手に一歩も引かない攻めの走りは見てると気持ちが良いです。次に小原選手は、松田選手と違い粘りの走りです。途中集団から遅れてしまっても最後まで諦めず前を追う走りは、普段の厳しい練習から培われてきたものだと思います。この二人に経験が劣る鈴木選手は、どのようなレースをするかによって結果が大きくなってくると思います。他に注目する選手は、佐藤早也伽選手(積水化学)です。佐藤選手は、昨年の名古屋が初マラソンでしたが、2時間23分27秒の5位(日本人3位)で走り、今シーズンのトラックでは、5000mと1万mで自己記録を更新するなど、成長著しい選手で2回目のマラソンにも期待がかかります。私はこの4人の選手を中心にレースが展開されると予想されます。昨年一山選手が2時間20分29秒で走った事から名古屋のコースはタイムの出るコースではないのじょうか。このことから今年の名古屋ウィメンズは、色んな視点から見ても面白レースになるのではないのでしょうか。